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イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-のメタのレビュー・感想・評価

2.9

設定、とてもいい...


背の丈を超える草。
一面緑で、風になびいている。

この絵面は、よく考えたらかなり不気味。
自然の脅威がじわじわと効いてくる。


しかし、ストーリーがいまいち。

個人的ピークは、ジャンプしてお互いの位置を確かめるところ。こういったシンプルな不思議さ、不気味さで最後まで組み立てて欲しかった。

ループや、カルト的な呪いなど、後半につれて色々な要素が出てくる。けれど、これらは表面的なものに過ぎず、いいスパイスにはならなかった。

草の不可思議な迷路というシンプルな不気味さを貫いたなら、記憶に残るような映画になっただろう。
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