ぶみ

カウントダウンのぶみのレビュー・感想・評価

カウントダウン(2019年製作の映画)
3.0
あなたの余命、お「死」らせします。

ジャスティン・デック監督、脚本、エリザベス・ライル主演によるスリラー。
自分の余命がわかるアプリをスマホにインストールしたところ、本当に死へのカウントダウンが始まってしまい、運命に翻弄される人々の姿を描く。
主人公となる看護師をライルが演じており、本作品が初見となるが、ザ・ハリウッド的な美しさと演技力を兼ね備えているため、今後の活躍が期待できるところ。
物語は、アプリを入れたことから死への運命に抗う人々の姿が描かれ、その設定はジェームズ・ウォン監督『ファイナル・デスティネーション』を彷彿とさせるものだが、本作品はカウントダウンによりタイムリミットが明示されるため、時間による緊迫感が味わえることに。
また、アングラな携帯電話ショップの店主が絡んでくるのも、本作品の設定ならではの部分で面白いところ。
全体的には標準レベルで小気味良くまとまっており、ジャンル映画として、それなりに楽しめる一作。

利用規約に同意します。
ぶみ

ぶみ