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Excursion(原題)のryusanのレビュー・感想・評価

Excursion(原題)(2019年製作の映画)
4.0
タイムトラベル × 共産主義

トムはある日自室で目覚めるといきなり暴漢に襲われ囚われの身に。
しかしそいつは何と30年前の東西冷戦時代からタイムトラベルしてきた自分自身。そして若い自分の目的はソビエト社会主義の永遠の存続だった。
二人は語り合ううちにソビエト崩壊の歴史改変に関わる重要な役目に関わっていることを知る。

タイムトラベルものではかなり複雑。過去や未来、ループを複雑に組み合わせた上級者応用編。一度観ただけでは何がどうなっているのか分からないでしょう。
親殺しのタイムパラドックスへの新たな解釈もあり、タイムトラベルファンには観る価値あり。
もったいぶった独特の舞台劇的な雰囲気もまた良し。

FilmarkではExcurtion(原題)での登録ですが、アマゾンプライムで「遠足」の邦題で観られます。

「Looper」「インセプション」が好きな人におススメ。

タイムトラベルカテゴリー: 3+4(過去未来行ったり来たり+ループ)

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