ぼぶ

映画 ギヴンのぼぶのレビュー・感想・評価

映画 ギヴン(2020年製作の映画)
4.5
連続アニメからずっと、この作品の感情の描き方がとても好き。
かけがえのない存在ができるって、実はすごく苦しくて不自由なことなのかもしれない。だけど、誰かに縛られることは甘くて幸せでもあって。秋彦と雨月の関係はずるいと言えばそれまでなんだけど、お互い手放せないのもわかるししょうがないよなぁ。
でも、それでも、夜が明ける。劇中歌ほんとに素晴らしい。音を鳴らす意味、人が作品を作り届けたいと思う理由、いろんなことを感じさせる素晴らしいライブシーンだった。
春樹と秋彦が終電を逃して歩いて帰るシーンが好き。恋とかバンドメンバーとかそういうのは何でもよくて、あの空気感を共有できる相手がいることが幸せだなと思った。
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