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デンジャー・クロース 極限着弾の鳥のレビュー・感想・評価

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ロングタンの戦いの実話を実写化
必要のなかった間違った戦いと言われている今作の実写化。
とても楽しみにしていたが気付いたら公開終わっててようやく鑑賞。


世間一般的にベトナム戦争といえばアメリカvs北ベトナム.中国ってイメージが強い上にその作品が多い。
私個人もこの作品見るまでオーストラリア参戦は知らなんだ。
正直米軍の作品はよく観るからこそ米軍の行動等は把握できるがこちとらオーストラリア。
文化が違うから考えも行動も全然違う。
観てて飽きなかった。


ベトナム戦争は場所によって泥沼の戦いになっているのも知っていたが、この戦いも泥沼の泥沼

オーストラリア軍108人
vs
ベトコン2000人
という圧倒的兵力差で泥沼しまくる

至近距離での爆撃・hug the belt戦術、弾数が限られてる中での戦闘、白兵戦どれもすごい。
極限状態というのがよく分かる。
当時の人達ちゃんとヘルメットしろよって思って調べたら、当時のオーストラリア軍は普通のハットしかしてないという事実にびっくり。
頭の防御力低すぎるやろ……
若兵の戦争感のなさ。これもなんとも言えない気持ちになりつつ観た。

ベトナム戦争だから比較的資料も残っているんだろうなと分かるエンドロール
スコップ持ってたり手斧だったり、StG44が出てきたり。
本当に詳しく再現してるとも言えるだろう作品
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