ポスターから溢れ出るB級映画感に反して面白かったし良い映画だった。確かに緊迫度は200%くらいあったかもしれない。
ベトナム戦争にて至近距離で味方の援護砲撃を受けながら戦ったオーストラリア軍の若き兵士達を追悼する映画。基本リアルで悲惨な戦争映画だけど登場人物が皆すごいキャラ立ってるし中盤は結構ヒーロー映画みたいな娯楽映画感のある展開で面白かった。だけどラストはきちんとシリアスで事実に基づいた戦争映画と思い出させられバランスが良かった。彼らのような若者がいた事を伝える・忘れない為の映画としては、万人に観やすい映画なのではないかと思う。また、エンドロールでも製作側の兵士達へのリスペクトを感じる事が出来るが、敵国兵士に対しても意図的なヘイト描写も特になくあくまでもその場にいたオーストラリア軍の兵士達にフォーカスしていたのが製作側のこの戦いで死んだ全ての人達に対するリスペクトを感じる。
また観たい。
