名波ジャパン10

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男の名波ジャパン10のレビュー・感想・評価

4.2
巨大企業デュポンの環境汚染隠蔽に挑む一人の弁護士の闘いを描いた秀作。超人ハルク役でお馴染みのマーク・ラファロがプロデュースし、自ら主役の弁護士を演じています。風体の冴えない実直だけが取り柄の弁護士をマーク・ラファロが好演。ただ、奥さん役のアン・ハサウェイのオーラが凄すぎてこの不釣り合いは明らかにミスキャスト。実話に基づき、また、実際の裁判が絡んでいるだけに演出は最低限度に留めざるを得ないはずですが、かなりドラマチックな展開となっています。多少、米国の訴訟制度や弁護士制度の知識があるとかなり楽しめると思います。