青空ゆき

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男の青空ゆきのレビュー・感想・評価

5.0
主演はアベンジャーズのハルクで有名なマーク・ラファロ、妻サラにアン・ハサウェイ。

デュポン社が誇るテフロン(水を弾いたりする効果がある)

フライパン、洗剤、化粧品、赤ちゃん用マット、そして命の水。

巨大企業は恐るべき秘密を隠していた。

実在の環境弁護士ロバート・ビロット(ロブ・ビロット)の自伝的映画。

科学を通じて生活を豊かに。

アメリカのデュポン社が有害物質の危険性(ガンやいろんな病気を発症する可能性がある物質)を1998年からなんと40年間も隠蔽、大気中や土壌、川(ダーク・ウォーター)に垂れ流し続けた公害事件。

ウェストバージニア州パーカーズバーグの農場がきっかけでデュポン社の嘘が暴かれていく。

デュポン社の恩恵を受ける町ではテフロン風邪と呼ばれる謎の病気が流行。
 
原告となるべきはずの住民からの嫌がらせ、妨害。

巨大企業の恐ろしさ、プレッシャー、命の危険。

影にさえ怯えてしまうリアル。

世界、日本を見てもそうだが、公害訴訟は時間がかかる。

孤独で長い闘い、それはロブ・ビロットの人生を賭けた闘い。

3535件にも及ぶ訴訟。

彼を信じてくれている人々、家族と共に彼は今も闘い続けている。

※Twitterもよろしくお願いします!→@Blueeternal2022
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