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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男のktyのレビュー・感想・評価

4.5
1998年アメリカ、オハイオ州シンシナティー、大手化学企業の弁護をする法律事務所に、ウエストバージニア州の農場主が、大企業の埋立地で行われる環境破壊からの救いを求めに訪れた。

ビル・キャンプが演じる、告発した農場主の怒りと悲しみの深さが、徐々に、マーク・ラファロ演じる企業側弁護士の心を動かす。そして巨大化学企業デュポン社との戦いが始まる。

「正義」を貫き通すことの過酷さと「臭い物に蓋をする」を地でいくデュポン社の狡猾さ。

動物、人体、二十年近い悲惨な事実を丁寧に積み上げた。その事実の一つ一つは余りに重い。しかし、それらの事実は、作品の中では、数秒の映像の断片の連続に過ぎない。その重さを、二時間の限られた時間で、観客に十分に理解させるのは難しいのかもしれない。

今ごろテフロン加工のフライパンが有毒だと言われても、、、鉄製フライパンに変えるか。

ムービープラス録画
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