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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来のkyoheiのレビュー・感想・評価

4.2
中国のアニメーション映画をはじめて観たような気がします。
観れて良かったなぁと思いましたね。
日本のアニメーションにかなり影響を受けていて、その全力の答えがこの映画なのかなぁと…ぼんやりと思いました。

ジブリ風な雰囲気もあり(シャオヘイの変身前の黒猫ちゃんが可愛い!)の能力バトルの感じはHUNTER×HUNTERみたいだなぁと思いましたよ。
ムゲンに捕まったシャオヘイが反発しつつも、だんだんと心を開いていく感じはなんかいいロードムービーだなぁと思いました。
ほのぼのとしたギャグがあるところや主人公が少しずつ世界を知って修行して行くところはなんか少年時代の悟空がメインのドラゴンボール風で懐かしい感じがしました。

内容も居場所の森を失ったシャオヘイがフーシー達と出会って居場所をみつけてからムゲンが現れて闘いになっていくので最初はフーシー達が善でムゲンが悪なのかなぁと思ってたのが、だんだんと見方が変わってくるのが、なかなか見事だなぁと思いました。

人間と仲良く共生することを望む妖精達側と居場所を奪った人間なんて排除するを妖精達側との対立は、まんまエックスメンでなかなか考えさせられるなぁと思いました。

戦闘シーンもクルクルと目が回りそうになるぐらい迫力もありましたし、特に地下鉄での攻防戦は見ごたえがありました。
早く続編やってくれるならやってくれいと思った映画でした。
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