羅小黒戦記の作品情報・感想・評価

上映館(4館)

羅小黒戦記2019年製作の映画)

罗小黑战记/The Legend Of Hei

上映日:2019年09月20日

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

あらすじ

原作

「羅小黒戦記」に投稿された感想・評価

2020年鑑賞No.23記録

うおおお、こりゃあたまげました!
考えてみたら、2019年のアニメ映画スゲエ〜
実はこちら宇多丸さんのムービーウォッチメンから辿り着いたんです。
松本憲生、ジブリなどの影響が強いのはもちろんですが、中国アニメジャパニメーションに劣ってない。レベルが高いし、数年でもう追いついてしまうのでは?と思うくらい。
アニメファンなら必見ですね。
戦闘シーンめちゃくちゃナルトでしたよ笑
観て良かった!

とりあえず、シャオヘイがとっても可愛い。
猫の姿の時も人型の姿の時も。
あの分身?みたいな、まっくろくろすけみたいなコもかわええ。
狐の子や地下鉄の女の子もそうだったので子供キャラ全般のデザインに言えるけど、シャオヘイが人型の時は子供らしく、もちっとしていて可愛い。
DB初期の悟空とかアラレちゃんみたいな身体つき。
そして声を担当されていた山新さんが、猫の感じを出すのがとてもお上手だった。声自体も可愛かった。
タイトルが表示されるまでの一連のシーンのシャオヘイ、フーシー達に歓迎された後に嬉しそうに寝床につくシャオヘイが特に好きだったなぁ。
欲を言うなら猫の姿ももっと観ていたかった。

ジブリ作品や大長編ドラえもんにある様な、「自然と人間の共存」みたいな事がテーマなので、日本人にとっては昔から馴染みのある内容と思う。
この作品の落とし所はそれぞれ好みがあるだろうから一概に言えないが「自分の敵側に回る人物だからと言って、それが必ずしも悪人ではない」という事を描けている点が、この作品の良いところと思う。
そしてテーマの割に説教臭くはない。
なので、とても見やすい作品と思う。

妖精のいる自然や田舎町の描写の仕方は、ジブリ作品や「蟲師」「夏目友人帳」辺りを思い浮かべて貰えればイメージを掴みやすいと思う。
そこに中国独特の描写と、洗練された現代の都会の描写や郊外型のSCみたいな建物も出て来て、先に挙げた作品たちには無いような世界観になっている。
なので、主要キャラ達の衣装が都会にいる時はちと浮いていた。
人物の作画や着色はシンプルで主線もくっきりとしていて、デザインもあまり人を選ばない様なもの。
大人キャラはそうでもないが他のキャラ(小さな妖精とか)を見ていて、なんとなく、湯浅監督の「カイバ」を思い出す。

戦闘シーンはよく動くし、スピーディな部分とスローの演出や静かになる音が効いていて、とても見応えがあった。
肉弾戦じゃなく特殊能力系だが、やり過ぎてない感じが良い。
(特殊能力で戦うのってやり過ぎると一気にオタク向けになると思う。)
バトルシーン、なんか懐かしいんだよな〜…と思っていて、なんとなく忍空が頭によぎった。…NARUTOじゃない辺りに歳が出ているw
都会でのバトルシーンというとレールガンとかボンズの作品とか、思い浮かぶ作品は色々あるけれど、それらとも少し違う印象を受ける。
街から人を逃す描写も好きだった。

書かれてる方もいるけれど、やはり字幕が字数の割に消えるのが早めだった。
アニメなので、例え字幕を見逃したとしてもなんとなく分かるんだが、キャラクター達の特殊能力については(字幕無しの状態で観たとしても)もうちょっと分かりやすさが欲しかった。
金属を操るとか木を操るとか、それは説明がなくとも見たら分かるのだけど、あの「空間について」よく理解する為には台詞(字幕)とアニメ描写の両方が十分に必要だと感じる。
よくよく理解する前に字幕が消えてしまい、でも当たり前にそのまま進行するので、「あぁ、これがそうなったら、何かとにかくヤバイんだな」という風な、残念でなんとなくな事しか分からなかった。。
中国の言葉が分かったら良かったのにな…。

シャオヘイとフーシー達の交流がもう少しだけ長い期間であれば、シャオヘイが意固地になる事や反発する事に、より説得力が増したと思う。
途中のムゲンの台詞でもあったけど、半日しか一緒に過ごしていないのにあまりにも信頼し過ぎじゃないか?
人に住んでいた所を奪われ、それまで独りだった事、ようやく出来た仲間だった事、そしてまっ更な子供なので、最初に打ち解けた人達に懐くというのはよく分かるけど。
フーシーがシャオヘイの能力について、いつ何処で知ったのかも気になった。

途中、シャオヘイとムゲンのロードムービーみたいな事になっていたのも好み。
少々中だるみは感じたけどね。
荒れた海のシーンはゾクッとしたし、サトウキビをかじっていたシーンや2人が何かを食べていたシーンはとても可愛らしかった。
ムゲンは、うたわれるもののハクオロとNARUTOの(大人になってからの)サスケを足した様なイメージのキャラだなぁと思って観ていたが、どちらかと言うとフーシーの方が(大人になる前の)サスケだった。

あと序盤の、シャオヘイに喧嘩を売ってた人達…大の大人が何人もで猫を取り囲んでいて草生えた。お前ら猫相手になんでやねん、とw
(意味があったシーンだと後で分かるんだけど。)
それと、地下鉄のシーンの名も無き人の台詞で「人身売買じゃないのか?」というものがあり、中国の社会問題的な事も感じてしまった。。
地下鉄に手荷物検査があったのも「へぇ!」となった。

「館」の中もどんな様子なのか見てみたかったな。
外観がとても素敵だったから。

音楽もまずまず良かった。
ムゲンが吹いていた尺八?の音色が渋くて好き。
ED曲も可愛くて好きだった。


※他作品の名前をいくつも挙げていますが、想像しやすいかな〜と思って挙げただけで他意はありません。念の為。

加えて、あえて比較対象等として今の日本のアニメーション作品の監督を挙げるならば、作風が全く異なる新海監督や他の監督ではなく(特に、いつも作品が賛否分かれる某監督ではなく)、「ペンギン・ハイウェイ」や「ポレットのイス」等の石田監督だと個人的には思う。


中国の長編アニメは面白そうな物や作画が素晴らしい物があって気になっていた。
でも観るチャンスが無くて、YouTubeで予告編等を観るだけに留まっていた。
今回はチャンスがあり、滑り込みだったが劇場へ行った。
最初に行こうと思っていた日に体調がいまいちになり延期せざるを得なく、もうそのまま行けないかと思った…。
行けて良かった。満足。
上映館、もっと増えるといいね。
公式チャンネルはYouTubeにもあるが、この劇場版は日本語字幕付きの円盤か配信を希望。
かき氷

かき氷の感想・評価

4.8
【全体的な感想】

最近観たアニメ映画の中でダントツに面白かったです!!
作風としては細田守監督作品に近しいものを感じました。
ストーリーが目新しいわけではないのだけれど、見終わったあとにほっこり幸せな気持ちになれるというか...余韻が残る映画だな〜と思いました。
誰にでも手放しでお勧めできるし、子どもから大人まで楽しめる映画だと思うので是非全国上映してほしいです。



【⚠️ネタバレ含む主観的な感想⚠️】

○キャラクター
無限がとにかく強いしカッコいいし無愛想だけど戦い方がきれいなところがドストライクなキャラクターでした。
小黒ちゃんとの師弟コンビがほんっっっと可愛くていつまでも二人のやりとり見ていたいです。ちょいちょい挟まれる二人のコミカルなギャグシーンすごく好きです。

映画では敵役ポジションだった風息や仲間たちも実はかなり優しい一面を持っているし、生い立ちがすごく可哀想。みんな幸せになってほしいキャラクターです。
風息の「俺は間違っているかもしれないけれど」というセリフで泣きました。
どのキャラクターにもそれぞれの信念があって行動しているので、根っから悪者はでてきません(いるとすれば自然をお粗末にした人間達ですかね)
そしてみんなビジュアルが良さすぎです..

○その他演出など
背景が奥ゆかしい映画でした。
太線で柔らかい感じの絵柄に好感が持てます。森の中など自然の背景は暖かいイメージの曲線が多いかなと思う一方で、人間が住む街のシーンでは四角が連なり冷色を多めに使っているのか、かなり印象が異なって見えました。
自然も街も風景が綺麗です。

脚本とてもよかったです。
シリアスなシーンとコミカルなシーンが半々くらいで、中だるみすることなく楽しむことができました。

アニメ映画で字幕は初めてだったのですが(ディズニーは除く)、小黒ちゃんの声、舌足らずな感じがものすごい可愛かったです。どのキャラクターも声とビジュアルが合っていて違和感なく観ることができました。

字幕のアニメ映画もなかなか面白いというのが新発見でした。
中国語勉強した〜い!笑
ケモナー嫌いの友だちと観に行ったので、冒頭15分くらいで顔真っ青になった
観客の9割が女性で、なるほどなーとなった
ポケモンとか細田守ショタとかロックマンとか好きな女性はハマりそう
鬼滅好きもどうぞ。

日本アニメみて日本語はじめたくなる外国人の気持ちがわかったわ、中国語やりたい
ふうか

ふうかの感想・評価

5.0
複数回観てようやくレビュー付けます。

まずミニシアターで限られた劇場でしかやってないのが本当にもどかしい!!!
だから私は何度も足を運び、少しでも多くの劇場で公開されるよう頑張ってます。
それだけ沢山の人に観てほしいから…!

ジブリのような背景や世界観に、
少年漫画のようなハイクオリティのアクションシーンも見どころだけど、
どのキャラクターも本当に魅力的で…
端々に優しさが滲んでて私は何度も泣いてしまいます。
映画だけど、少しずつ2人の距離が縮んでいったり、成長する様子が本当にうまくて、
アニメみたいな長期でやる作品特有のものだと思ってたので感動しました。


あとシャオヘイがなんといっても可愛い。
好きにならない人なんている?ってくらいかわいい。私も美味しいものあげたい。
でも私の推しキャラは風息。
つまり魅力的なキャラが多い!
あと声優さんもみんな魅力的で、何回見ても耳が幸せだな〜って感じます。

褒めるとキリが無いくらい、まだまだ魅力が多い映画なので、チャンスがある方はぜひ・・・!
猫

猫の感想・評価

3.9
シネマテークでの再上映。
正月に東京から帰省する息子から
ここの会員かと、問い合わせ。
観たいんだけど阿佐ヶ谷では、いつも満員御礼で
観られなかったから、
何か安く観られる方法ない?と。
はい、シネマテークさんは
会員と同伴の方1名?は、会員価格で鑑賞できます!
というわけで
新年そうそう、息子と一緒に鑑賞しました。

!悔しい~!
中国にこんなに素晴らしいアニメをつくられて~!と言ったら
息子は、嬉しいじゃん!と。
確かに~🎶
ジブリ(『平成狸合戦ぽんぽこ』など)と『バケモノの子』を彷彿しましたが
完成度が高くキャラがしっかりたってる!
素晴らしい❗
ただ
残念なことに字幕についていけず少し寝落ち…(-_-;)
リピートします!!
三郎

三郎の感想・評価

3.6
映画館で観るよりスマホで観たほうが良いなと思えた。webアニメなこともあり、スマホの画面の方が情報量とのバランスがつく。
戦闘シーンの作画は逸品。
しかしストーリーに無駄や身内ネタが多く、ノリの寒さに冷めるシーンが多かった。
Nat

Natの感想・評価

4.9
シャオヘイのモチモチ加減が癒し🐈
アクションシーンが可愛い絵柄からは想像できないほどの躍動感、かっこいいです
ストーリーもシンプルで分かりやすく最後は思わずホロリと来てしまいます
日本のアニメーションには無い独特のテンポがあり笑いどころもたくさんあります
自然の美しさや流動的な物の描写がとても綺麗で観ていて引き込まれます

ジブリ、細野守、新海誠作品好きな人にぜひおすめしたい中華ファンタジーアニメーションです
中国産アニメは今後注目のコンテンツの一つです🥳
すみれ

すみれの感想・評価

5.0
可愛かった…!
世界観がとても好きです。ネットの個人サイトで連載してたというのがまた良き。
異なる言語の発音が耳に新しく、舌足らずなのがまた可愛らしい。
sukoh

sukohの感想・評価

3.8
▼どんな映画?
 人間嫌いの森の妖精の黒猫が、旅を通じて、人間との共生と自分の居場所を見つけていく
 ぽんぽこ×もののけ姫・千と千尋×プロメアのようなロード&アクションムービー
 
▼テーマは?
 文明と自然の共存
 自分の居場所
 師弟萌え

▼好きな演出・シーンは?
 ・アクションシーンのカメラワークのえぐさ
→プロメアとか鬼滅に近い
 ・ラストの「師匠!」の一言

▼個人的に合わなかった点は?
 ・全体的にプロットは「自然と人間の共生」「自分の居場所」と普通だった…(よくいえば王道)
→ぽんぽことかもののけ姫とかジブリが90年代で消化したテーマ

▼気に入ったキャスト・スタッフは?
 中国産のアニメ全般に注目していきたい

▼次に見る映画は?
 ・「幸福路のちー」(予告編面白そうだった)
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