こ

叫び声のこのネタバレレビュー・内容・結末

叫び声(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

頭の中が豚になる、豚豚豚
最初の方、全然関係ない予定のこととかごはんのこととか考えちゃってたけどだんだん画面の男に興味が湧いてきた
これほどの無言の男からいつ狂気が発露するのかと不安を覚える瞬間もあり、映画に行くひとだとわかって安心したり、
考えすぎか、、

出演していた男の子がこの映画を見た感想として特に何も感じなかった、と言っていたが、正直そうかもしれない、感動とか、歓喜とか、ない
ただ他人事ではいられないものがある
私的な部分を見せつけられているからか、
それが自分の中の焦りだったりやるせなさだったりを映し出しているようで
どうにもこの兄弟の映画、気になってしまう

今後の作品も期待


以下メモ
プールサイドマンと並行して撮っていた3年前の素材
お蔵入りになるかと思っていたがおばあさんが弱っていた時期に編集し出した、兄弟共々今までにないくらい落ち込んでいたとき
音楽にもその影響がある?最初弟が提出した音楽はもっと意味不明なものだった、兄からもっとわかりやすいほうがいいとの要望
監督はシューベルトの感情的な人柄が好きでよく使う
エンドロールの音楽は毎度兄弟で話し合いになるが、今回は音無しという結論にすんなり決まった
入れ歯洗ったりは監督の個人的な経験から
叫び声、というタイトルは豚の鳴き声、無口な男、風の唸りなどから感じ取る、大きな何か、を意識した
映画内映画は次回作につながるもの、タイトル「みんな元気」
、、全体的に祖母の死が影響している?
こ