スティーヴン豆腐

タイトル、拒絶のスティーヴン豆腐のレビュー・感想・評価

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)
3.4
長編初監督作品とは思えないくらいこなれてるんだけども、ラストの各登場人物の行く末はありきたりだし、わざわざ映画化したのに演劇的な台詞回しや演出が垣間見えるとそこで瞬間的に冷める。

出演者達は皆それぞれに良かったが、個人的には目立つ役所の伊藤沙莉や恒松祐里より、脇を支えた片岡礼子と行平あい佳の印象の方が強いかな。般若のそれっぽさと佐津川愛美の顔芸にも笑わせてもらった。

舞台が鶯谷というド直球な土地でひと安心。また(最近邦画界で流行っているらしい)横浜だったらどうしようかと心配していたので。