スティーヴン豆腐さんの映画レビュー・感想・評価

スティーヴン豆腐

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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.1

過去作の中では『mellow』に近い雰囲気。
今泉作品定番の長回しは本作でも健在だが、原作モノということもあってか作家性・持ち味は抑えめ。
やっつけとは言わないまでも、あくまでオシゴトとして撮った作品
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ビースト(2018年製作の映画)

3.0

フレンチノワールの秀作『あるいは裏切りという名の犬』のリメイク。
オリジナル版を観たのが大分昔で記憶が曖昧という点を差し引いても終始コレジャナイ感が払拭出来ず、オリジナルのあらすじをおさらいした所、や
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リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.7

不覚にも感動した。キャロライン先生のプロ意識に拍手👏👏👏

変に捻っていないシンプルなストーリーだが、子供だけがゾンビになる『ゾンビスクール』よりも面白かった。

軍隊がゾンビ自体の対応には慣れっこで
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.4

重要な設定や出来事をナレーションとセリフで片付けさっさと先に進めてしまうリンチ版は、そこそこ集中していても殆ど話が頭に入ってこなくて、誰が何のために何をしてたのか良く分からないまま観終わってしまった。>>続きを読む

砂の惑星(1984年製作の映画)

2.7

ヴィルヌーヴ版の前に予習(?)を兼ねて。

なるほど、良く分からん!
ナレーションと台詞で色々と設定を説明してくれても右耳から左耳に素通り…
撮影技術と美術に関しては当時としてはかなり優れているが、兎
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キャンディマン(2021年製作の映画)

2.7

メッセージ先行で娯楽性がスポイルされたポリコレホラー。

ジョーダン・ピールが関わった時点で社会派的要素を取り入れることは予想出来たとはいえ、あまりにも直接的にBLMを連想させる脚本は如何なものか。ま
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

2.3

日テレの土曜ドラマ感がすごかった。
原作に存在するエピソードなのかもしれないが、マツコ似の元魔女とか尻尾を齧られたカバとか謎要素が目白押し。

当時既に『呪怨』が代表作の清水崇にコレを任せようと考えた
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未成年(2018年製作の映画)

3.2

キム・ユンソク監督作品。
普段クライム・バイオレンス系ばかり出ていると反動でこういうのを撮りたくなるんだろうか。情けないオヤジの役も様になってる。
これが本当の『子供はわかってあげない』か。

ラスト
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

2.8

ルーニー・マーラがモテまくった末、男の嫉妬で精神病院に(ほぼ)一生ブチこまれる悲しい話。ラストだけでは挽回しきれない程度に胸糞悪い。

煩悩丸出しで粗暴なゴーント神父が気色悪いったらない。グリーンを診
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呪われた老人の館(2021年製作の映画)

3.2

Welcome to the Blumhouse の後半四作品のうちのひとつ。
設定に目を引くものはなく、闇堕ちエンドも自分の好みではないが、後半戦で劇場公開レベルに達していたのは唯一これだけ。

W
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マードレス 闇に潜む声(2021年製作の映画)

2.5

Welcome to the Blumhouse の後半四作品のうちのひとつ。

呪いも農薬もミスリードで真相と関係ないのは別に構わないんだが、農場主もヒスパニック系にしか見えず、不法労働者という理由
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ポンペイ(2014年製作の映画)

2.6

古代ローマ時代を舞台にしたディザスタームービーだとばかり思っていたのに、内容は剣闘士がメイン。なんで?そこは求めてないでしょ。

予兆はあるにはあったがラスト30分で突如大噴火してジャンルが変わる、統
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きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.5

これは設定の勝利だなあ。
粗さはあっても好きな映画。

ゴードンの行動は一方的で独り善がりな所もあるが、下心ありきではなく純粋にアユーシャ(とカリム)の将来を願ってのものなのでセーフということで。結局
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.1

淡々としているのは別に全然構わないんだけど、本作はあまり響くこともなかった。
「圧倒的な映像美」という謳い文句も大袈裟。

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

3.3

クソ映画専門でお馴染みTOCANA配給。珍しく(まあまあ)アタリだった。
ギリシャの変態ことヨルゴス・ランティモス御用達の脚本家、エフティミス・フィリップが新人監督と組んだブラックコメディ。

不慮の
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トーク・トゥ・ザ・デッド(2012年製作の映画)

2.4

ホラー要素少なっ。

見所は無名時代(当時24、25歳)の桜井ユキ。
近年の役とは全然違うキャラをちょっと無理して演じている。

アプリ自体の起源は謎、というか誰も気にしてない。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

ガイ・リッチー流『ザ・タウン』『ザ・アウトロー』(なんでジじゃないの?)はたまた『ブルータル・ジャスティス』爆誕。
原作のフランス映画『ブルー・レクイエム』(2004)は未見。

軽妙洒脱な台詞回しや
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草の響き(2021年製作の映画)

3.3

着地点をそんなに生々しくせんでも…
終盤の展開をどういう気持ちで東出昌大が演じていたのか気になって気になって…
佐藤泰志原作の映画は他にも観ているが、どうやらあまり合わないらしい。

和雄(東出)が海
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ミッドナイト・トラベラー(2019年製作の映画)

3.3

安住の地を求めてヨーロッパを目指すアフガニスタンの難民家族が、三台のスマートフォンで旅路を記録したドキュメンタリー。
2015年、映像作家のハッサン・ファジリは、自身が監督したドキュメンタリーがタリバ
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メインストリーム(2021年製作の映画)

2.8

監督がジア・コッポラなもんでオサレ映画風のガワを被ってるけど、肝心の中身は何てことはないYouTuber成り上がり物語。

先見性は皆無、社会風刺としても娯楽映画としても踏み込みが浅く『スプリー』にさ
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悪魔のビンゴカード(2021年製作の映画)

2.2

Welcome to the Blumhouse の後半四作品のうちのひとつ。『ブラック・アズ・ナイト』もつまらなかったけど輪をかけてヒドいなコレは…

80分台なのに異常なまでにテンポが悪く、特に最
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恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜(2020年製作の映画)

3.4

前半ロマコメ、後半サイコサスペンス。

重度の強迫性障害を持つボーチン(♂)とジン(♀)は運命的な出逢いを経て交際に発展するが、ある日突然ボーチンの障害が治ったことをきっかけに二人の歯車は狂っていく…
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ブラック・アズ・ナイト(2021年製作の映画)

2.4

Welcome to the Blumhouse の後半四作品のうちのひとつ。
黒人の女子高生が主人公で、親友がメキシコ人のゲイという青春ポリコレホラー、かと思いきや肌の色をネタにする文字通り"ブラッ
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バクマン。(2015年製作の映画)

2.8

良くも悪くも大根仁らしい軽さ。
中盤のバトル演出は謎だが。

最高と亜豆の恋愛や新妻エイジとのライバル関係のオチが中途半端で、この映画自体が打ちきり漫画のようだ。高校生編と卒業後の二部作にする予算は下
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

2.7

矢口作品ワースト。
コメディ要素が微妙なうえ、選曲が全体的に古すぎるし、ゴリ押し歌手の永谷園もノイズでしかない。
見所は三吉彩花のスラリとした肢体くらいだが、別に佐久間由衣や池田エライザ、森川葵あたり
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.0

ドラマ版で描かれたのが原作前半部分。映画はその続きで原作後半部分。
つまり、それぞれが単独では成立しない不完全な作品であり、最大限評価してもここまで。大人しく2クールのドラマにしときゃ良かったのに。
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シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

2.7

『エクストリーム・ジョブ』制作陣によるビミョーな出来のコメディ。
いくらなんでも設定に無理がありすぎて、あんなのに騙されるのは「モニタリング」のエキストラ(ヤラセ)くらいなもんで。百歩譲っても骨格的に
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

3.8

2015年にルーマニア・ブカレストのクラブ「コレクティブ」で起こった火災に端を発する、前代未聞の巨大医療汚職事件の闇に斬り込んだドキュメンタリー映画。

国家を揺るがす一大スキャンダルへと発展し立場を
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DIVOC-12(2021年製作の映画)

3.3

「COVIDをひっくり返せ!」というコンセプトで制作された全12編。意地を見せて『DIVOC-91』(驚天動地の91編!)か妥協しても『DIVOC-19』(19編)を目指して欲しかったね。

コンセプ
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

2.5

堂々と『ワンデイ 23年のラブストーリー』や『あと1センチの恋』をパクる面の皮の厚さ。

最終的に弥生と太郎をくっつけることが前提の物語の都合で弥生の夫を殺し、それに東日本大震災を利用する趣味の悪さに
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.1

ムーミン誕生秘話ではなく、社会規範に縛られない自由な生き方を選んだ一人の女性の半生。

今まで生きてきてトーベ・ヤンソンの性的指向を意識したことなど無かったので(普通は大体そうだろう)驚かされることも
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.4

ここ何作かはスピンオフが続いてたので久しぶりにウォーレン夫妻を見れるだけでもう嬉しい。ヴェラ姐さんは変わらず御綺麗で。

基にした事件と邦題サブタイトルから期待していた法廷ものの要素などは微塵もなく拍
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クリスマス・ ウォーズ(2020年製作の映画)

2.6

邪悪な性格故クリスマスプレゼントに石炭の塊を贈られたことに怒り狂った金持ちのクソガキビリーが、殺し屋を使ってサンタクロースの命を狙う話。

これだけぶっ飛んだ設定なのにコメディに振り切らなかった意味が
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

前半満点(主にパロマちゃん)後半失速。そのうえ長い。
サフィンの目的は分からんでもないけど、クレイグボンド最終作のメインヴィランを張るほどのタマだったのだろうか。前四作の黒幕だった敵対組織スペクターが
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

2.8

犯人捜しより二人の関係にフォーカスしている感じがあまり好みではないなあ。
犯人の正体については唐突に感じたので、途中でもう少し仄めかしても良かったのではないかと。動機が自業自得!

ダイナマイト・ファミリー(2014年製作の映画)

2.7

猟奇殺人鬼に両親が殺されてるクライムサスペンスなのに全体のノリがコメディ。少し前に観た『ガール・コップス』もそうだったけど、韓国のこういったバランス感覚は理解に苦しむ。
末娘をもう少し話の中心に置いて
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