Mai

タイトル、拒絶のMaiのレビュー・感想・評価

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)
3.5
デリヘルの事務所を舞台に、そこで働くデリヘル嬢達による群像劇。

閉塞感漂う待合室で繰り広げられる、風俗嬢同士の嫉妬、妬み、蔑みの感情が画面越しからヒシヒシと伝わってきた。

社会の底辺にいるゴミ溜めのような仕事と自分で言いながら、男に消費される日々を繰り返す風俗嬢とそれを軽蔑して罵りながらも従業員に手を出す店長。
人間の醜い部分ばかりが浮き彫りになっていて、世の中はクズばかりで成り立っているのかと悲しい気持ちにさせられた。
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