はーにゃん

タイトル、拒絶のはーにゃんのレビュー・感想・評価

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)
3.3
自分が知らないだけで確実に存在してる風俗穣の世界。
欲望や絶望が入り混じってて一度踏み入れたら戻れない沼地のよう。
風俗穣である自分自身を保つ為、各々で理由をつけたり発散方法を身に着けてる。
特に印象的だったのがお金を貯めて自分の為に何でもしてくれる清掃員を買うのが夢な人気風俗穣のマヒル。
いつもニコニコしてるけど自分自身はごみ溜めだと思ってて、壊れてしまいそうな自分を必死に繋ぎ止めてる。
東京なんて燃えちゃえばいいと笑顔で言う彼女は何故かとても儚くて切なくなった。
はーにゃん

はーにゃん