このレビューはネタバレを含みます
衣装白石敦子さん。
郭智博さんの演技も演出もリアルで、本当に現実目の前にいる人に対して「今なに思ってるのかな?」と思うのと同じように主人公をみてた感じ。
なので衣装が、主人公の気持ちというか心持ちをとらえる手助けになってくれたように思いました。
こどもの名前と同じ「緋色」が仕事着に使われてるのもいいし、1年ぶりにひいろが帰って来るときに着ていた小綺麗な青いシャツも素敵だったなぁ。
煙草を持ってひいろをみるシーンは、屋根にひいろを登らせた前振りがあるにしても、あの目線だけで「あ、こいつ、やばい、やる」と思わせるのは凄いなぁ。
主人公はひーくんと呼ばれてましたね。
娘の名前ひいろだし、暗喩としては娘は彼を投影したものとも考えられるかも。