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野獣処刑人ザ・ブロンソンのShinMakitaのレビュー・感想・評価

野獣処刑人ザ・ブロンソン(2018年製作の映画)
1.1
人身売買、麻薬密売、武装強盗…街にはびこる悪を処刑して回る謎の男、「K」。彼は下肢に障害を持つ少女アナとその母イザベルを密かに援助していた。やがてKのターゲットが麻薬密売グループのボス・タイレルに定まると、観客は彼がなぜ「あしながおじさん」と化したのか、その理由を知ることになる…


「野獣処刑人 ザ・ブロンソン」。
2020年最初の劇場鑑賞は、お見事なネタ映画です。


以下、DEATH NETABARE

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パロディD級映画をいくつも監督…というか撮影脚本音楽編集も手掛けるインディ野郎レネ・ペレスが作ったデスウィッシュのパロディ。わざわざブロンソン様のそっくりさんを発掘し、ちゃんと演技をさせている点、バイオレンスでそれなりに高揚させてくれた点は評価。でも、ネタ映画だから、クオリティは低いです。衣装もデスウィッシュの1、2をベースに似せているし、なぜかダーティハリーのパロディも多かったりで、おっさん映画ファンは歓喜でした。

意外なとこでは、ダニエル・ボールドウィンの登場と存在感。ラジオDJ役なんだけど、彼の一人語りシーンには圧倒されました。

もう公開終わってしまうけど、配信に入ったらぜひ。ブロンソン好きは観て損はなし。
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