母親は理性より感情を優先しがちー。
メキシコのバミューダトライアングルことサイレンスゾーンを研究していた祖父が見つけた不思議な石。
触れたものの過去をやり直す力を持ったその石で、祖父は家族全員を失った事故から孫のアナを救うことに成功した。だが石には代償もあり、恐れた祖父は石を隠した。
アナは大人になってシングルマザーとなり、祖父は認知症だ。石のありかなどわからないというのに、アナの息子がさらわれ、石を持ってこいと脅される。
過去を改変できる不思議な石をめぐるサスペンス？なのかな？
真面目なSF系と見せかけて、死んだアナのお姉ちゃんの幽霊とか出てきてびびるよ。私の中で、幽霊はSFではない。オカルトだ！
そんな感じなので、石の能力に関する説明とかも何もないよ。そういうもんだからそういうもんなんだよ！って感じ。3時33分に能力が発動するとかいう設定みたいだけど、正直疑問しかない。
アナが精神科医かカウンセラーかなにかで、患者に幽霊が見える男の人がいるんだけど、その人が大活躍します。なんでそいつ頼った……？てのも謎だが、めちゃくちゃ優しく支えて事件に巻き込まれてくれる青年に戸惑う。
え、もとからアナのこと好きだったの……？君、お人好し過ぎんか……？
この青年の扱いが雑すぎて、終盤は最早コメディ要員かと思いました。
実はなんかよくわからんくて、すごく眠くなって、途中で寝ちゃったの。起きてからもっかい見たけど、寝ててもよかったかなーって感じ。
特に最後の方で、「あと三分しかない！」って言い合いを始めるんだけど、確実にそこで三分以上過ぎてて、「どこの遺留捜査だよ」「三分クッキングかよ」って、爆笑してしまった。
真面目に見なかったらそこそこ面白いB級SFもどきタイムリープ親子愛映画という、具沢山の豚汁のような大味な映画だった。
