HRK3

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのHRK3のレビュー・感想・評価

4.5
昨年12/21の試写会、そして本日1/7、2回目の鑑賞。

気持ちが大分整理出来たので感想を。

歴代キャラ集結はスパイダーマン映画ファンとしてはもちろん感涙ものだったが、本作が果たして一本の映画としてノスタルジー以上に新しい何かにチャレンジしていたかというと甚だ疑問ではある。

しかしながら、過去作のキャスト(演じてから10数年経ている)を再び集め、一本の映画にまとめ上げたその偉業こそが、映画として新たなチャレンジだったのかもしれない。
当然企画段階なら机上の空論で終わりそうな本作はアニメ「スパイダーバース」の成功やMCUフェーズ4の大きな要素であるマルチバースが本作の実現に大きな後押しになっているのは判然としている。
複合的な要因により本作が出来上がったわけだ。

内容のネタバレにならない程度に感動ポイントを一つ述べたい。
それは、サントラ。
とにかく使い方が押し付けがましくなくてバランスが良い。マイケルジアッキーノの腕お見事!

いずれにせよあと1、2回は劇場でこのお祭りを観る予定ではいるし、ソフトも購入するだろう。
2022年最初の、マーベルスタジオとソニーからの素敵なプレゼントを隅々まで堪能したいと思う。
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