鑑賞前に1番不安だったファイズの当時の空気感や雰囲気を醸し出せるのかというのはまさに杞憂で、平成初期の画作りが出来ていたし、様々な演出(BGMや言動等)には「そうそうこれがファイズ…!」と頷く他なかっ>>続きを読む
「ララランド」「セッション」「ファーストマン」のデイミアンチャゼル監督が1920年代の有声映画移行期の狂乱ハリウッドを描く。
酒とクソとゲロとドラッグに、映画狂愛を混ぜ観客に浴びせ続ける3時間。何よ>>続きを読む
映像作品としては26年ぶりとなるスラムダンク。リアルタイム世代ではないものの、素晴らしい原作には読破後すぐ虜になった。
本作のストーリーにはもちろん触れないが、特に感じたこととしては、漫画を読んでい>>続きを読む
これは凄い!
血湧き肉躍る3時間。
最初から最後まで抜かりなくクライマックス。
イギリスに抑圧されるインドにて共通の大義を持った親友2人がイギリスを迎え討つ!激昂アクションの連続!
本当に「インド>>続きを読む
ジョーダンピール監督による長編映画監督作第3作目。予告の時点からSF?ホラー?スリラー?どういうジャンルの映画なのだろうという疑問だらけだった。
本作の冒頭、いきなり意表を突かれる。
ジョーダンピー>>続きを読む
ロッキーシリーズとして特に異色なロッキー4だが、シリーズでもかなり好きで、名曲の数々に勇気を貰ったり、リピートしてきた。
そんなロッキー4が三十数年ぶりに、スタローンの手による再編集でスクリーンに蘇る>>続きを読む
原作未見であるが、前作が想像以上に良かったのもあり、期待値が高かった。
特に本シリーズの魅力としてはキャストのハマり具合が本当に素晴らしく、今作でもその点は遺憾なく発揮されていた。
セリフ回しが漫画>>続きを読む
衝撃的な幕切れとなった前作のフォールンキングダムから今作は一体どんなマッドな世界になっているんだろうとこの4年間期待を膨らませていた。
しかし、期待は見事に打ち破られる。
恐竜がスクリーン上で暴れ>>続きを読む
前作のソー ラグナロクがかなり好みだったので、今作も多分に期待したが監督のタイカワイティティ風味が強くなりすぎたというのが第一印象。コメディシークエンスになると途端にテンポが悪くなっていたと感じた。>>続きを読む
【ただのエルヴィスプレスリー伝記映画ではない!!】
エルヴィスプレスリーの生涯を描いた本作は彼のマネージャーも並行して描き、ショービジネスのオモテとウラが大きなテーマになっている。
主な舞台になっ>>続きを読む
トイストーリーのアンディが夢中になっていたという、いわば劇中映画の映画化。
クリスエヴァンスをバズライトイヤーの吹き替えに据えた本作。
ザーグによる宇宙帝国vsバズライトイヤー率いるスペースレンジャ>>続きを読む
トップガン一作目から36年経った続編。
前作からのノスタルジーは極力前半までに済ませ、空中戦描写が前作よりかなり見やすくなり戦闘機の位置関係までも頭に入りやすくなっている。また、何より関心したのはミ>>続きを読む
ウルトラマンといえば幼少期に見て育ったくらいで、大人になってからも見続けたものではないという人間なので、小ネタ等はさておき純粋に感じたことを書きたい。
まず、全体的に話を詰め込みすぎたなあというのが>>続きを読む
スパイダーマンファーフロムホームでの事件から間も無くしてマルチバースの脅威に襲われるドクターストレンジ。サムライミ監督の纏め描き上げる手腕はスパイダーマンを監督した頃から健在。
本作の誰が見ても分か>>続きを読む
ショーンレヴィは面白い作品しか撮れないのか!!と鑑賞後に言いたくなるほど優れた作品。
SF、ユーモア、家族愛に溢れたほっこりする作品。小ネタの引用も鼻につくものでなく、また未来武器、乗り物もひと工夫あ>>続きを読む
結構大味な雰囲気のアドベンチャーアクション映画だと思ってみてたら、「え!ワイルドスピードのアレをやるのか!!」とか「海賊船をそんな見せ方をするのか!!」とか思い切りよく頭悪い方向に振り切っててかなり楽>>続きを読む
2人の男女の出会いから別れまでの数年間(この数年間の描き方、見せ方が本作の肝!)をコロナ禍以前、以降という時制を反映させながら描いた恋愛映画。
鑑賞後はとても余韻が残り、恋愛は結果はどうであれ時を経て>>続きを読む
スピルバーグ監督による往年の名作ウエストサイドストーリーが蘇る。
なぜ今の時代にウエストサイドストーリー?それは分断や民族間の対立が今なお激しいから。オリジナル版から60年経とうとも、現代的な視点も>>続きを読む
【名声に取り憑かれると、人々は狂わされる】
世界的ブランド、グッチの一族争いをリドリースコットにより映画化。
さすがリドリースコットとも言うべきか、キメ画ばかり。特にニューヨークでの場面で、聳え立つ>>続きを読む
自分以外の家族は全員聾唖者という主人公の女子高生は、家族で営む漁業の際の健聴者への通訳かあるいは音楽大学に進むべきかという葛藤を抱える。
物語のクライマックスでは、ああその手があったか!という手法で>>続きを読む
ゴーストバスターズリアルタイム直撃世代ではなく、さらに1番好きなのが2016年版という思い入れが少ないためか、両手を挙げて絶賛というわけではない。
オリジナルキャストの帰還も楽しめたものの、前半〜中>>続きを読む
昨年12/21の試写会、そして本日1/7、2回目の鑑賞。
気持ちが大分整理出来たので感想を。
歴代キャラ集結はスパイダーマン映画ファンとしてはもちろん感涙ものだったが、本作が果たして一本の映画とし>>続きを読む
「マネーショート」「バイス」などを手掛けたアダムマッケイということで並々ならぬ期待があった。しかもキャストも超豪華ときたら期待せずにはいられない。
地球に壊滅的なダメージを与える彗星が衝突まで半年に>>続きを読む
キングスマンシリーズの前日譚となる本作。第一次世界大戦の裏側にはあんなこっが!という、歴史トンデモスパイアクション。
元々本シリーズは個人的に合わなかったのでそんなに期待していなかったが、本作キング>>続きを読む
マトリックス18年ぶりの新作。
トリニティ、ネオは続投で一体どんな続編が見れるのだろうとワクワクしてた。
前半の展開での続編制作のメタ的視点は今風とは思いつつも自虐的な雰囲気で楽しめた。
マトリック>>続きを読む
ベイビードライバーのエドガーライト監督作。60年代のロンドン、ソーホー地区を舞台としたスリラー作品。
主演のトーマサインマッケンジー、アニャテイラージョイが魅力的なのもさることながら、ファッションや>>続きを読む
前作にも増してトムハーディとヴェノムのイチャイチャっぷりが今作はふんだんに楽しめる。まるで夫婦のよう。
上映時間が98分のため、変に中弛みせず、展開も早いのでサクサクと見れる。その分、悪役(特にシュリ>>続きを読む
ドウェインジョンソン、ライアンレイノルズ、ガルガドットの豪華スターが織りなすケイパー物。それぞれ3人のパブリックイメージを持って鑑賞すると良い意味で裏切られるのが良かった。
劇場公開する程ではないけ>>続きを読む