いちじま

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのいちじまのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

うっすらとネタバレあり状態で行ってしまったのだけども、完全ネタバレなしだったらそもそも観に行ってなかった気がするので、ネタバレが良かったのか悪かったのかなんともいえない。

自分はそんなにスパイダーマンファンではないので、ヴィランに関してはグリーンゴブリン以外はあんまりピンと来なかったのでもったいなく感じた。それにしてもグリーンゴブリンなんて本当に20年ぶりに出会ったのにしっかり覚えててやっぱりキャラクターとして偉大だな。今回のヴィランの中心になるのは必然だった。

トビー版もアンドリュー版もはるか昔の公開当時に観に行ってはいたので、スパイダーマンシリーズも巨大になったなぁ…と変な感慨に耽った。

トムホピーターは若さゆえの身勝手がどうしても気に入らなかったが、まぁ今作でようやくスパイダーマンの通過儀礼:自分のせいで近しい人が死ぬ、を経験したからいいのかな。ラストでやっぱりスパイダーマンと言えばこれだよねといった寂しさ、孤独感に行き着いたので視聴後感は良かった。

スパイダーバースが好きすぎるので色んなわけ分からんスパイダーマンか、せめてマイルズモラレスは出てくれ(そしてアニメと実写の奇跡的な融合を見せてくれ)と最後まで期待してしまったがマイルズモラレスはピーターパーカーじゃないから出るわけないと気づいたのは観終わってしばらくしてからだった。

あと最後の解決策:ピーターパーカーの記憶をみんなから消す というのはトビーとアンドリューには応用されないのか気になってしまった。それぞれの世界のピーターパーカーが対応する同一の存在だから今回の騒動があったわけで…一応マルチバースの入り口?を閉じたあとだからいいのかなー。

なんだかんだでこんなに書きたいことがある作品は中々ない。私のスパイダーマンとの付き合いもつくづく長い。
いちじま

いちじま