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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのmkのレビュー・感想・評価

4.8
人生で一番の劇場体験だと感じた。最高のエンタメ。この作品を存分に楽しめる人間で良かったと、自分が映画好きであることに感謝するほどには感情が昂る作品だった。ネタバレを全く踏まずに観たので、とにかく目の前の映像が信じられなかったし、興奮したし、すごく楽しかった。

そして、007シリーズと同様、スパイダーマンも何度も違う俳優でリブートされている作品なので、今の時代や価値観に合わせて、物語や設定が再構築されていくのが、毎度の鑑賞の楽しみであるが、本シリーズはキャスティングも脚本も、全てが素晴らしかった、、!そして、その3作目に相応しい物語。マーベルスタジオとソニーの関係という外部の事情が、このストーリー構成に大きく関わっているわけだけど、それでも、この帰着はすごく納得感があったし、これ考えた人すごい、、と素直に感じた。シリーズを超えてスパイダーマン全てを対象にした伏線回収が豪華すぎて、興奮が止まらない。相変わらず、登場人物全員が愛おしいし、メイおばさん大好き、、。お決まりのセリフ『大いなる責任には〜』にこんなに泣いたのは初めてだし、すぐに2回目(2022/1/13)を観に行ったけれど、何度見ても私は全編通して泣き続けると思う。こんなに素晴らしい映画を観させてくれてありがとうの気持ちで一杯になった。これからも映画好きでいます。

(個人的に何か共感できるとか、パーソナルに感じる映画ではなかったので、スコアは5.0ではない)
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