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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのKabaのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

それぞれのスパイダーマンが経験した悔しさを滲ませるシーンは涙が溢れた。
アメイジング・スパイダーマンが最もスッキリせずに終わっていただけに、ラストシーンと同じような状況でMJを救ったシーンは胸が高鳴った。
スパイダーマンが、これから良い未来に進める作品がみたい。


ミステリオ(ジェイク・ギレンホール)の告発により、スパイダーマンは悪であるという風潮が広がる。
その影響で、ピーター(トム・ホランド)、MJ(ゼンデイヤ)、ネッド(ジェイコブ・バタロン)はMITの入学を許可して貰えなかった。
彼女や友への影響を考えたピーターは、ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に世間から忘れられるように協力を仰ぐ。
しかし、魔術は途中で中断し、その影響で時空の歪みが生じ、マルチバースの世界と繋がってしまう。
現実世界に、ノーマン(ウィレム・デフォー)、エレクトロ(ジェイミー・フォックス)など、スパイダーマン過去作のヴィランが登場する。
1度は捕まえ、ストレンジは元の世界に戻そうとするも、ピーターが根本的な治療を行うことでヴィランとなる前の姿に戻すことを申し出る。
順調に進むと思われたが、ノーマンの中に存在するグリーンゴブリンに唆され、ヴィランたちは暴れ出す。
その戦いの中で、メイ(マリサ・トメイ)は亡くなる。
失意に溢れるピーターの前に、過去作のスパイダーマン2人(アンドリュー・ガーフィールド、トビー・マグワイア)が現れる。
ヴィランを元に戻すという作戦を諦めようとしていたが、協力して遂行することを誓う。
最終的にヴィランを元に戻すことに成功するが、時空の歪みは収まらず、他の世界から多くのヴィランを引き寄せてしまう。
その原因が自分にあることを理解したピーターは、ストレンジに自分のことを世界が忘れるように頼む。
魔法によってピーターの存在が忘れられることで、時空の歪みは閉じ、元の世界に戻った。
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