Yuri

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのYuriのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう2の内容忘れてる・・・ミステリオってヴィランだったんだっけ?本作は3シリーズをリアルタイムで観てきた私世代にはある意味アベンジャーズより豪華!だってあれだけソニーと揉めて辞めたのにすごい時間経ってるのに3スパイダーだけじゃなくヴィランズまで誰も死なずに再集結出来るなんて凄い!(爆)ウィリアム・デフォーとアルフレッド・モリーナ辺りヤバイかと思ってたけど、デフォー意外と若いのね(爆)スパイダーシリーズって基本、ダークテイストですよね。いつも誰かの死がつきまとうし、ヴィランの過去は完全に被害者じゃんってことが多い。トムホ版は3コンビの明るさでだいぶフォローされてるけど、今回は最終章だけあって結構重たかったです(でも4あるっぽい)。同時にトムホの演技の幅も広がっていて、こういう表情も出来るんだ~と重たいシーン観ながら思ってました。ピーターが高校生だから、ホーガン(ジョン・ファヴロー)やDr.ストレンジが身を挺して守ろうとしているのもグッときたし、アンドリュー・ガーフィールド版スパイダーが同じ状況でMJを救うシーンは普通に泣きました。ヴィランも含め、これまでの彼らの悲劇が浄化されるお祭り映画になっている。でも、それだと他世界の現実を変えちゃってるからマルチバース歪みまくりじゃない?と頭の中、??になったり。トムホ版より前のスパイダーシリーズって男性向けというか、敵味方構造もキャラクターも戦いの原因もシンプル過ぎて感情移入出来なかったんですよね。でも、トムホ版は“普通の高校生”という設定にこだわっていて、恋愛も青春も成長もとても感情豊かに描かれていて、ほっこりするし、応援したくなります。まぁ、要はトムホ&ゼンデイヤカップル可愛すぎってことなんですけど。しかし、3でこれだけお祭りしちゃって、4でこれを超えられるのか?(汗)でも、それだけ本作は企画の段階からファンの期待値余裕で超えてきた作品でした。Amazing!!!もう「No way home」って副題自体、悲し過ぎ!って余韻に浸りまくりです。
Yuri

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