良いショットがあったとて何が良いんだ、みたいなことを思ってしまって、当分映画は見ない方がいいんじゃないかと思った。先住民の家に保護されてる時、女性が無反応のまま窓外を見ながら座っているショット。鈴木仁篤『稜線』でおばあちゃんが乳清を絞るショットを思い出す。良いショットってある程度似てくるのか？ とにかく、良いショットだね、と頭で理解しつつも全く情には響かず。理と情が乖離してるというより、自分の中の情が一時的に死んでる感じがする。これ単に自分のコンディションがめっちゃ悪いだけなのは経験上わかってる。いつかもう一回見ます。
