このレビューはネタバレを含みます
牛の乳を搾るときのクッキーのやさしい語り……
お互い「逃げたと思った」と言うくらいなのに自分は逃げるつもりなんてなくて、ルーが二人で過ごした家で待つ時間はどのくらいだっただろうか
荒れた家の隙間からルーの姿が見えたとき本物か信じられなさそうだったクッキー…
クッキーがふらついて立てなくなると「立つだけだ」とやさしく励まして手を貸すルーにワーン……となっていたら
何も言わずに地面に寝てしまうクッキーに「休憩にはいい場所をえらんだな」「おれが見張りをしてる」「おれがいるから大丈夫だ」とやさしく声をかけるルーでほんとにほんとに泣けてきてしまって これを打ちながら泣いてしまう
牛に語るクッキーのような優しさを見てしまって 二人だったらきっと大丈夫だよ