ファースト・カウのKのレビュー・感想・評価

冒頭のあれは「オチで引っ張る映画ではありません！」って宣言だと受け取った。
そうだよね。人はみんな死ぬし。
私には子供がいないけど、姪っ子とか甥っ子に資本主義って何？って聞かれたらこの映画を見せてあげたい。
そんで「人には友情」って教えてあげたい。

揚げたてのドーナツを食べて、資本家のじいさんが遠い故郷の味だって褒めてくれたシーン、単純に嬉しくて泣いちゃった。
元資がないから資本家から盗んで、そうやって作った売り物に、資本家本人が喜んで感謝する。
最高に皮肉が効いてた。