電気羊

ジャンゴ 繋がれざる者の電気羊のレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
3.7
タランティーノ監督の痛快西部ガンアクション。

ドイツ系移民の賞金稼ぎは、ある賞金首を探し出すため、奴隷商人が連れていた奴隷の男ジャンゴを買い取りに現れる。
だが、粗野な奴隷商人は、賞金首に悪態をついた結果、あっさり賞金首に射殺される。
ジャンゴは賞金首の元で働いていたことがあるため、賞金首はジャンゴにより賞金首を探し出そうとしていたのだ。

そして、賞金首は幼い頃、黒人奴隷が拷問の上に惨殺されるシーンを目の当たりにし、黒人奴隷制度への反感をもっていた。

賞金首は、ジャンゴに当時タブーだった黒人の騎乗と銃の訓練をし賞金稼ぎの相棒とするのだが。
共に旅を続けるうちに、ジャンゴにはドイツ語を話せるブルンヒルデという恋人がいたことを知る。
賞金稼ぎとジャンゴは、ジャンゴの恋人が奴隷として使役させられている南部の農場主の元へ向かう。

二人は、農場主から格闘奴隷を高額で買い取ると言う商談をおとりに、ジャンゴの恋人を救い出そうと計画する。

だが、農場主の黒人執事長にその計画を見抜かれた結果、賞金稼ぎは高額でジャンゴの恋人を買い受けることになる。
賞金稼ぎは、ジャンゴとジャンゴの彼女とともに農場を後にしようとするが、農場主から握手しないならジャンゴの恋人を射殺すると脅迫される。
奴隷制度に反感を持つ賞金稼ぎは、怒り心頭に発し農場主を射殺してしまう。その報復に農場主の使用人から銃撃を受け賞金稼ぎは死亡。ジャンゴは銃撃戦の末、黒人執事長の降伏勧告を受け入れかろうじて生き残る。

ジャンゴは奴隷商人に売り飛ばされるが、賞金稼ぎだった時の知識と知恵で、奴隷商人をだまし射殺、脱走する。

ジャンゴは恋人を救い出すため、再度、農場へと戻り愛する彼女を痛めつけていた農場主の一味を撃ち殺しまくる。
そして、ラストは同じ黒人であるにもかかわらず白人に取り入り、黒人奴隷を痛めつけていた黒人執事長を蜂の巣にし、屋敷をダイナマイトで爆破し復讐を果たすのだった。

先にて仕掛けた奴は殺されても文句は言えない。目には目をって素晴らしいよね。
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