Kです

ジャンゴ 繋がれざる者のKですのネタバレレビュー・内容・結末

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

終盤にかけて出来すぎたストーリーだなとは感じた。

エンドロールでタランティーノの作品であることを知り、なるほどな、と。ハードボイルドで粋なシーンは彼らしさ満載だった。

歴史に忠実な作品ではなく奴隷問題を扱った作品である。とタランティーノ自身が語っているがまさにそんな感じだった。

気分が悪くなるくらい「二ガー」(差別用語)を用いる、差別主義で農園の主、カルビンキャンディはレオナルドディカプリオが演じた。極悪非道の傲慢ではあるが知性と品があり、外見も綺麗に整えたブロンドヘア、青く光る瞳、キセル付きの煙草。当時の白人至上主義をさらに濃くしたようなキャンディ、突き抜けたキザな振る舞いが見事なまでに腹ただしかった。

ジャンゴが終盤白人共を惨殺していくシーンは粋で気持ちのいいものにも思えたが、ここがまたタランティーノらしさといったところか。
Kです

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