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ジャンゴ 繋がれざる者のtomoのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.5
カタルシスとはこのこと。映画はやっぱこうでないと!
あああーーーシュルツさんそこでキレちゃダメだよーーー気持ちはわかるけど大人しく大金払って退散しなよーーーとハラハラしつつも、そうならないことはそれまでの彼の人間味溢れる描写からわかりきっていて予定調和。キャンディ氏がああなることも出た瞬間の嫌味な描写から容易に想像されてこれまた予定調和。絶望的な状況に追い込まれてもなんとか脱却してやっつけるんだよね!?というのもまあ想定通り。馬鹿正直にヒルデが無事に監禁されてるのもまあそうだろうね、という感じ。最後の派手なぶっ飛ばし方もお約束。
全てが予定調和なのに、最後はこうなってほしいという観客の期待を真正面から受け止めて走り抜ける、究極のエンターテイメント。大好き。
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