眠たいごはん

ジャンゴ 繋がれざる者の眠たいごはんのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.7
最初から最後まで長いのに見飽きない最高のマカロニウエスタンだった。
あまり映画として表現されないほどの黒人差別をしっかりと見せつけられたおかげで最後の復讐にはめちゃくちゃスッキリする。特に爆破シーンでもうストレスフリーになれる。
あの時代だと黒人差別が当たり前で、カルビンキャンディがやっている事が悪人というよりは当たり前の日常のように行われていてかなりゾッとした。
特に好きなのは主人公はジャンゴ、悪役はカルビンキャンディがメインのようになっているが、正義感や、奴隷制度の反対から黒人を相棒にし、相棒の妻を助ける為に死んだキングシュバルツがあまりにかっこいいし主人公すぎる。逆にカルビンの裏で操っていたのは黒人のスティーブンで、裏の主人公、悪役もお互い人種が逆で対立していて面白かった。
あとちょっとだけタランティーノ出てるの好きだし、しっかり死ぬし面白い。
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