ヒサ

ジャンゴ 繋がれざる者のヒサのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.0
タランティーノらしい歪さがほとんど無い作品だ。非常に纏まりが良く、収まるべきところに収まっている。確かに彼らしい既存曲の効果的な使用やB級テイスト溢れる残酷シーンもあるにはあるが、例えば無駄話を延々続けるような魅力有る蛇足のシーンがあまり無い。それでもこの内容なら2時間以内で語るべきであろう。少々冗長に感じた。とはいえ復讐譚として真っ当な筋書きで最後まで楽しんだし、クリストフ・ヴァルツとディカプリオの台詞の押収、サミュエル・L・ジャクソンの鬱陶しい程の嫌らしさなどにはニヤリとしながら観た。
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