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ジャンゴ 繋がれざる者のMinaMiのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
3.4
奴隷制度の時代、奴隷から自由人になった黒人ジャンゴが相棒の賞金稼ぎとともに妻を取り戻すために大農園に乗り込む復讐劇。ビビって笑ってスカッとできる。やっぱりタランティーノ映画は最高の娯楽。
『イングロリアス・バスターズ』で徹底した卑劣さを披露してくれたクリストフ・ヴァルツが、前作とは正反対の人種差別反対主義者になっていてニヤニヤする。
西部劇というのは日本でいうところの時代劇なわけで、この紋所が目に入らぬか的な痛快な勧善懲悪が、庶民としては非常に快い。
あらゆる場面が暴力だらけなのに観客を引込む会話劇とテンポの良い展開に笑えてしまう。タランティーノも爆発する面白さ。

・脚本 6/10
・演技 7/10
・演出 7/10
・音楽 7/10
総合点 27/40
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