SKIN／スキンのとりちゃんのレビュー・感想・評価

映画としては凄くオーソドックスな作り。エンタメ性を求めて観ると肩透かしを食うかも知れないけど、自分が映画に求めるのはそれだけじゃないし、今この作品に出逢えたことに感謝したい。テーマはズバリ＂寛容＂。人は過ちを犯す、それも取り返しのつかない過ちを。過ちに気付いた人間はやり直すことはできるのか？答えを知りたければ観るといい。マスターキートンだったっけ？「自分を虫ケラだと思って、そこから必死で抜け出そうとしている者はもう虫ケラとは言わない」みたいなセリフがあったんだけどそれを思い出した。