全身、顔にまで彫られた威圧的なタトゥー、彼はなぜタトゥーを彫ったのかそしてそれをなぜ除去するに至ったのか。
アメリカンヒストリーXと同じく、ネオナチでレイシストとして育った男の転向する話ながら本作はストーリーの組み立てといい、伏線の回収なんか本当に素晴らしかった!!
キャストもルーク・ケイジが出て嬉しかったし、ブライオン役の俳優さんの演技もまた素晴らしかった!!
救いようのないような短編の方も傑作だったけど、本作は実話を加え、視点も変わり、長編になって細部を描くことでより深みも増していたし、それでバランス取れていた見事な脚本だった。
身体に刺青が入ってる人は観にいけない映画だな…