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返校 言葉が消えた日のbeniのレビュー・感想・評価

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)
3.6
他の方のレビュー通り、ホラー要素はおまけのようなもの
クリーチャーは良い具合にビジュアルも殺し方もグロさを取り除かれている
見た目のキモさで襲ってくるタイプでは無い品の良い(?)クリーチャー
自由が罪だった時代
今となっては「はあ?国ぐるみで一切の自由を制限するなんて何様だ??」と思うけれど、当時は自由を求めたら最悪死刑になってた世界
それがベースとなって、年頃の男子生徒の一目惚れと、女子生徒の禁断の恋が交差して周りの人たちを巻き込むような最悪の結末を迎えてしまう
最初は時系列とか場面がコロコロ変わって「?」となるけど、物語が進むにつれて散らばった場面が繋がっていく
悲しくて切ないけど最後は綺麗に終わるし、人(キャラクター)によっては報われるような描写もある
途中のシーンですごくゲームっぽい映像だと思ったら原作?がゲームだと知ってゲームの方にも興味が湧きました
演出や映像、美術系もろもろがすごく好みで良かった
ただ怖さを期待してみるとがっかりすると思う
自分は割と好き、見た後の満足感もあった

記録用
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