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きみの瞳(め)が問いかけているのtaominicocoのレビュー・感想・評価

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劇場で予告を観て、横浜流星氏の神がかった美しさにヤラれ、先行上映を観てきました。吉高さんも相当好きな役者さんだし、この組み合わせ、なんなの?喜

なにせミーハー根性で観たので、前情報は全くなし。途中から「この設定って……韓ドラ?」と思い、後追いで調べたら、韓国映画のリメイクなんですね。どうりで、韓ドラっぽいプロット満載でした。
だから、主題歌がBTS…。と後から色々と理解したダメな映画愛好家です。

さて、作品はというと登場人物が少ないのが功を奏して、シンプルに楽しめました。

何かを考えさせられるとか、衝撃的な展開はないけれど、主人公ふたりの幸せが予見されるラストに安堵。

フィクションと分かっていても、何か希望がないと、この時期は辛いのでね…。

見どころは、吉高さん演じる明香里と横浜氏演じる塁の一途な愛でしょう。

傷を抱えた者同士が、ゆっくりふたりの時間を育む様子が微笑ましく、観ているこちらも幸せになりました。気立てがいい明香里は吉高さんのイメージにぴったり。

それと、横浜氏の格闘シーンも必見。キックボクサー役…この上なくなく、リアルだ。

横浜氏と旧知の格闘家・那須川天心も、流星くんはキックが強い選手だったと言っていたし。格闘技好きなもので、横浜氏が繰り出すキックのスピードに大満足でした。

ガチの流星ファンの方は、結構、ボコボコにされるので切ない気持ちになるかもしれませんが、わたしは血がたぎりました 笑

あと声を大にして言いたいのは、横浜氏の声が良すぎる。

前半は特に、横浜氏のセリフが「はぁ」「はい」「どうぞ」とか極端に少ないのに、彼の声にずっと癒されてた。
1/fゆらぎ、出ていると思う 笑

それは冗談としても、役者として声がいいのは強みだと思うんです。明香里もきっと塁の声にも惹かれたんじゃないかな。


明香里と塁の未来が、どうか平和でありますように。傷ついた分だけ、ふたりには幸せになってほしい。
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