ずっと観たかったやつ
加害者側にも抱える問題があって、そこを解消しないと根本的な解決には至らない。一方で、社会によって悪が生まれのるかといったらそれは少し安直なように思う。
島根あさひのようなプログラムを行える施設は限られているのが現状な上、そもそも更生意欲がないとこのプログラムは成り立たない。では施策を拡充するには？意欲がない受刑者は？社会内処遇はどうする？と考えると課題は尽きない。
日本の犯罪者処遇政策がまだまだ途上というのは、大学の刑事政策論でも教わった。まず取材許可が降りたことが大きな一歩だし、理解を広め問題提起する上でとても意義ある作品だと思った。
