暴力の連鎖を止めるにはどうすればいいか。
Theraputic Community (回復共同体)という取り組みを取り入れた刑務所のドキュメンタリー。
加害者になって服役している人たちは、自分が大切にされていないと感じて他者を大切にできない、そういうことがあるんだと理解した。
自分の感情が動かないことに絶望を覚えて泣く人は、人を傷つけて服役しているけれど、自分自身がめちゃくちゃ傷ついているんだ。
当たり前のことだけど、受刑者のあいだにも「罪悪感」のグラデーションはあって、それは一般的な刑務所では対応しきれないものなんだろう。
再犯率を下げるためにはこういう取り組みが大切なんだ。
観れてよかった。