はるかわ

プリズン・サークルのはるかわのレビュー・感想・評価

プリズン・サークル(2019年製作の映画)
3.8
詐欺や傷害などの罪を犯した受刑者が、約20人のユニットを作り「対話」を通して自分自身を見つめ直す更生プログラム。加害者の多くが、子ども時代に家庭や学校で凄惨な暴力の被害者だった過去を持ち、そのつらい経験と犯した罪について、受刑者どうしで語りあう。

被害の傷が新たな加害を生む「暴力の連鎖」と、それを断ち切るための「対話」の重要性が重く伝わる映画。多くの人がみるべきだと強く思ったし、こうした「対話」が全国の刑務所でより広く行われるべきだと素直に感じた。
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