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リチャード・ジュエルのhitomiのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
5.0
中身とは関係ないんですけど、プロデューサーのところにディカプリオとジョナ・ヒルの名前があってびっくり!

クリント監督作は過剰な演出がなく、役者を上手に活かすから本当に好き。

今作でも、特に母役のキャシー・ベイツと、弁護士役のサム・ロックウェルが本当に輝いていました。

また、主人公と敵対するような役としてジョン・ハムとオリビア・ワイルドも素晴らしかった。オリビアの役に関しては、もう亡くなった人の名誉を傷つけるような描き方がされている、とのことでかなり残念ではありますが、彼女の演技は素晴らしかった。

本作の主役はリチャードなのか弁護士なのか、私的には2人とも主役だと思いますが、リチャードを演じたポール・ウォルター・ハウザーも本当に素晴らしかった。
最初は権力者であるFBIに対して、敬意を示そうとするあまり、なめられてばかりだった彼が、最後正式にFBIと対峙するときに、堂々と間違いを指摘した時は本当にスカッとしました。
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