とりちゃん

リチャード・ジュエルのとりちゃんのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.2
何の根拠もなくある日突然犯人に仕立て上げられ、人生を破壊され尽くされる恐ろしさ。国家権力に立ち向かうにはリチャードがあまりにも無力で無防備で、サム・ロックウェル演じるワトソンが神がかって見える。「デブでキモいし大人になってもお母んと住んでるし、貧乏で冴えないしあいつが犯人に違いない」と誰もが信じて疑わない。あんまりやん…!ちょっとでも身に覚えのある人にとっては心底ゾッとするし、途中から涙が溢れて画面が霞むことでしょう。
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