空色猫

リチャード・ジュエルの空色猫のレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.9
実際にあったアメリカでの爆発テロを防ぎながらもメディアとFBIに犯人扱いされた事件を映画化した話

女性記者が体を使って仕事を取るシーンがあり、事実と異なる上に男性作者のステロタイプな女性史観だということで問題になってるし、事実に基づかない曖昧な報道が加熱することで犠牲者を生み出した様を描く映画でそれはどうなのかと思うところはあるけれど、映画的には地味な題材をエンターテインメント化できるイーストウッドの手腕自体は見事としか言いようがない。

ジョジョラビットに続いてサムロックウェルが最高だね。

全然関係ないけど、序盤のフェスのシーンで盛り上がった場面で国民が皆USA!USA!ってコールしだすところにアメリカという国らしさと気持ち悪さを感じた。
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