キミシマユウキ

リチャード・ジュエルのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.8
【レビュー漏れ】
サクッと作っちゃう仕事人ことクリント・イーストウッド監督が実話を元にして作った伝記映画。

主演の彼はそこまでビッグネームじゃなかったが、
母親役のキャシーベイツは過保護な田舎に居そうなアメリカンママを演じてアカデミーノミネートしてるし、
弁護士役のサム・ロックウェルはほぼ主人公なんじゃないかってくらいの存在感とセリフ量で他を圧倒します。
モデルとなった人の遺族にバッシングされたとはいえオリビアワイルドの記者も個人的には好きだった。

メディアの印象操作で人性が変わってしまうという恐ろしい社会的メッセージ伝えつつ、しっかりエンタメとしても面白い。
これを半年そこらで90代のおじいちゃんが作っちゃうんだからかなわないよな。