1928年、舞台作家のデビッドはなかなか芽が出ない。ひょんな事から新作のオファーが来るが、出資者がマフィアだったことから、彼の愛人のオリーブを起用しろと迫られる。しかし、彼女はとんでもない大根女優だった...。
ウディお得意の、あの間髪入れずにタイトルロールがレトロな音楽とともに流れる演出に始まり、画面が明るくなるとそこはもう古き良きアメリカの郷愁漂う世界観。
ブロードウェイの華やかなイメージとは裏腹に、マフィアたちのやりたい放題っぷりがもう観ててイライラ!(笑)オリーブの演技の大根っぷりにもイライラ!(笑)
ジョン・キューザックが一番カッコよかった頃の作品なので、好きな人はたまらないかも。
脚本で魅せる、という言葉を体現したようなウィットに富んだセリフの数々。ただお話ししてるだけなのに、どうしてウディの映画のキャラクターたちはみんな素敵に見えるんだろう...。
衣装1つとっても鮮やかで美しかったです!