ブロードウェイと銃弾の作品情報・感想・評価

「ブロードウェイと銃弾」に投稿された感想・評価

売れない劇作家のデビッドは自身の演出した舞台を公演出来る代わりにマフィアの女を重要な役に当てなくてはならず……

毎年映画を製作するお爺ちゃん👴
!!ウディ・アレン監督!!
によるクライムコメディ。
アレン爺ちゃんの作品は虱潰しに見ているので鑑賞。


「君が愛したのアーティスト?
それとも中身の僕?」


アカデミー脚本賞&監督賞もノミネートされただけある作品。
“ショービジネスとギャング”
という一見関係のなさそうな組み合わせが上手く化学反応を起こしており、脚本が普段見たことのない展開で楽しめた。
やりたいことを貫き通すには妥協も必要…通常の道徳倫理なら(笑)
というお話だ。
登場人物の個性が濃くてそれぞれの主張も強いので誰を主人公にしても面白くなりそう。

主演はジョン・キューザック。
こういう癖のある神経質な役はピッタリ。アレン爺ちゃんは出演していない時はどこか自分と似てる俳優を主役にしがち(笑)
大女優役ダイアン・ウィーストはアカデミー助演女優賞獲得!
旬をすぎたヒステリックな大女優な感じは『サンセット大通り』の彼女に似てる気がします。
ギャング役チャズ・パンテミリ。
彼が禁酒法時代のギャングを演じくれているだけでギャング好きとしては見る価値がある。筋の通ったボディガードで好きでした。

予想外に進む展開が素敵でアレン爺ちゃん作品の中でも結構お気に入りかもしれない。
というより自分は禁酒法時代のアメリカ人が好きなだけかな?(笑)

ウディ・アレン監督好き、ブロードウェイが好きな方、そして気に食わないことがあったらすぐ撃ち殺しちゃう禁酒法時代のギャングに憧れている方にはオススメの作品。
Reinareina

Reinareinaの感想・評価

3.7
ブロードウェイと銃弾

博多座で見ました。
えーと。映画原作のミュージカル観るといつも思っちゃうんだけど、なんでミュージカルになるとあんなに面白くなるかね。
映画大人しいです。渋い。

下ネタないし。

私はウディアレン好きだよ。

優くん演劇賞受賞おめでとう!ステキなチーチだったよ♡
浦井くんもクセがなくてとってもよかった
皮肉的でユーモラスで凄く良かった
それぞれのキャラが個性的で癖が強い
何よりチーチが有能

舞台も面白そうで観てみたい
Soichfork

Soichforkの感想・評価

3.7
ウディアレンの中でも上位に入る滑稽さ。もうヘレン・シンクレアとかやばい。Don’t Say...には毎回笑った。でもいちばんはチーチ。
ほの

ほのの感想・評価

4.2
アーティストである自分かそれとも自分の中身を愛しているのか。ウディ・アレンらしいネガティブな悩みが主題。
ボスの女オリーブの金切り大根ぶりは雨に唄えば、落ちぶれた大女優はサンセット大通りへのオマージュ?アレンの描く1920年代の雰囲気が素敵。
思い出したのは三島由紀夫の金閣寺。
芸術至上主義をウィットに富んだ筆致で、乾いた描写の中で描く作品。


始めは、テンポのよい編集ながらも、そのどこか乾いた感じがコメディとして弾けきれていない印象をもったが、終盤になるにつれ、その意図がわかり、乾いたなかでのユーモア、そして、ビターテイストの作品をやりたかったんだなと納得した。

※以下、本作とそのミュージカル版の一部ネタバレあり。



ラストの切れ味こそ、この映画の魅力だろう。作品のために一人は生きると同時に、そこからもう一人は芸術の恐怖を感じ、本当に大切なものに気づく。
同じくウディ・アレンが脚本で、本作はミュージカル化されてるが、ミュージカル版は、エレンが実は浮気してなかったり、ラストにみんなでデヴイットたちを祝ったりと、ストーリーは同じだが、それゆえに、ラストだけ無理やりハッピーエンド風に変えたのに違和感があった。というのも、そもそも、シニカルなストーリーを想定して前半や中盤が進むのに、ラストだけミュージカル版は変えていたからである。
Hayato

Hayatoの感想・評価

-
なんか中毒なウディアレン作品。遠回しで軽快なんだけど、すこししつこく感じたかな。主人公?のライターがいかにもウディアレンな感じ。
最後の女性が戻って来るあたりはあなたは女性の気持ちなんてなに1つ分かっていない脚本を書くって言われてたことをそのまま映画でやったように見えた。え、あれ戻って来るの?現実世界なら。笑
アーティストという肩書きか、自分自身なのかって難しいよな、だってそのアーティストだって自分自身なわけやし。
ippo

ippoの感想・評価

3.6
登場人物のキャラクターが濃すぎて面白い笑
「PRODUCER」を観たあとだったので
舞台を作り上げる裏側なんかも知れて面白かった。
チーチが最高!
ごとー

ごとーの感想・評価

3.0
2015/03/02
いろんなものがあべこべになっていて面白かった。チーチがもう最高。
最近お騒がせなウディ・アレンですが前々作の『カフェ・ソサエティ』といい、1930年あたりのハリウッドとかブロードウェイとかショービズ界を皮肉らせたらやはりピカイチ。
こういうアイロニーとかコメディとかリリカルなセリフとか表現て本当にセンス次第みたいなとこあるので、「これは日本じゃ作れないなぁ」とつくづく感じた。大袈裟な大女優も、過食症の俳優も、金切り声のボスの女も、実は才能豊かなマフィアも、みんな“ちゃんと”笑えるだよなぁ。。
ちなみに才能豊かなマフィアのチャズ・パルミンテリが主役のはずのジョン・キューザックを途中から凌駕しまくって主役を食ってしまうのは最高だったな。チャズ・パルミンテリめっちゃ良かった!
欲をいうならラスト。ラストにもう1つオチというか笑い所というか何かあれば言うことなしだったのだけれども。
まぁでもやっぱり少なくとも作品の中ではウディ・アレンの才能は素晴らしいと思う。
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