へい

ブロードウェイと銃弾のへいのレビュー・感想・評価

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)
5.0
売れない劇作家がブロードウェイの舞台を手がけることができた。でも、それはマフィアの資金のおかげだからマフィアの愛人を主人公にする条件つき。
それでも、ダイエットに成功したという俳優や元大物女優のキャスティングに成功。
そこから舞台成功を目指すことになるが。。。
ダイエットに成功したけど、すぐ食べる俳優が可愛い。隠れて食べるし。
マフィアの愛人のわがままぶりが腹立つけど、声が可愛い。演技もう下手でも許しちゃうよ。
用心棒の作家としての意外な才能がおもしろかった。学校は燃やしたけど字は書ける。こいつ、かっこいいし頭いい。ムショで裏切った奴をアイスピックで40回刺したとか。
劇作家のデビットが思いっきりウディアレンと同じようにインテリでプライドが高くて気が弱い。売れてないのに自分を天才だと思ってるし。それでいて、マフィアの用心棒の案を丸パクリし出して、劇がよくなるっていう馬鹿さ加減。
エレンもいつものウディアレン好みの女性だと思う。頭がよくて勘が鋭い。パジャマ姿、可愛かったなぁ。

劇作家と用心棒が慰め合うのが見てて微笑ましい。用心棒の方が劇に熱くなるのがいいな。終いには愛人を殺してしまうし。用心棒の方が劇に愛を持っている。劇作家は本当に口だけ。

最後の最後で、アーティストじゃないって認めて、ただ愛してるって言うのカッコよすぎだろ。

人生は冷たく残酷で妥協の連続だけど、それが全部ギャグだろ!
へい

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