ウディアレンの、アーティストになれない言い訳を映画化。もちろんいい意味で。
皮肉な結末だった、最高。
「僕はアーティストなんかじゃないよ。なりたくもないよ。いろんなことに振り回されたりするのなんてごめんさ。」
というウディアレンの声が聞こえてきた気がする。
で、そういうウディアレンが、極めて大衆的で公的なアカデミー賞などの場でも、アーティストとして認められているあたりが何とも皮肉!最高!!
才能がある人=人として終わってる
ってのが苦しいよな〜
あー私もアーティストにはなれないなー、結局口だけだよ、と悲しくなったぜ。
そして、傑作と言われるものは命と引き換えにして生まれる、という展開だけど、果たしてウディアレンはどれだけの犠牲を払っていくつもの傑作を生み出してきたのかしら…と。