ま

夏時間のまのレビュー・感想・評価

夏時間(2019年製作の映画)
4.2
監督は小津安二郎監督や相米慎二監督が好きらしく、古き良き日本映画の雰囲気を感じる作品だった。
台湾ニューシネマの雰囲気が一番近いとは思うけど。
いろんなことがちょっとずつ分かってくるタイミングでもある思春期特有のイライラや、ぐらついた心の動きが繊細に映し出される。痛さとかやるせなさの切り取り方が上手い!絶妙だった。
自分の中の思い出も刺激され、懐かしさが込み上げてきて鼻がツンとした。

ラストの芝居が突き抜けてた。
かげの主役でもある祖父の家の造りがユニークですごく気になった。
ま